蚕絲館 東 宣江 プロフィール
群馬県安中市にて小さな座繰製糸所・蚕絲館(さんしかん)を主宰。養蚕から手がけ、手回しの道具で生糸を製造、染織作家さまやメーカーさまに向けてオーダーメイド仕様の絹糸を販売している。他、ミャンマーにて蚕糸技術指導。2020〜21年はNHK連続テレビ小説『エール』、大河ドラマ『青天を衝け』の技術指導に係わった。くらし手しごと舎ton-caraにてワークショップを毎月定期開催。
- 寄稿
2020年 『上州座繰りとその糸について』(日本絹の里紀要第23号)
東宣江 Higashi Nobue
和歌山県出身。1976年生まれ。嵯峨美術短期大学テキスタイル卒業。
西陣織伝統工芸士の和泉博山先生のもとで植物染めと着尺織りの基礎を教わる。
群馬県主催の座繰糸技術者養成講習会受講。碓氷製糸農業協同組合に2年間勤務。薬王園にて1年間活動。
2005年 独立、「蚕絲館」主宰。座繰り糸の受注生産を始める。
2007年 蚕糸技術センター主催の養蚕体験講座参加。農家にて養蚕の研修を3期学ぶ。
2012年 結婚し夫婦で養蚕の規模を拡大。撚糸機導入。
2013年 桐生織都千三百年企画・新田義貞公、中黒古旗複製にあたり生糸製造に携る。
2014年〜 ミャンマーの少数民族の就労支援活動に蚕糸技術の指導員として参加。
2016年 上野国一之宮貫前神社の式年遷宮祭・大神服の生糸製造を担当。
2017年 くらし手しごと舎 ton-cara にて蚕糸関連のワークショップを開始。
2020年 NHK連続テレビ小説『エール』にて養蚕指導。
2021年 NHK大河ドラマ『青天を衝け』にて座繰り指導。