-大地をまとう- 自然布Zoomレクチャー⑧



8回目の講義は「絹(染物)」がテーマ
本レクチャーは ”素材 ” を切り口にしたシリーズ講義となり
今回はそれと対になる「染め」と言う視点から、講義を展開
染色を時間軸で捉え、その全体像を解説していきます。
染織品を「染物」「織物」と表現したりしますが
よく考えてみれば「染」と「織」は本来表裏一体であり
不可分なものだと気付かされます
生地がなければ色柄を染め抜くことはできず
染糸がなければ織柄を出すことができないように
どちらの要素が欠けても、布として存在しえないのです
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古くは古代の原始的な染色方法、摺染・描絵の時代から
糸・板などで締める・括る、または蝋で染抜くといった
纐纈・夾纈・臈纈など「防染」の発明があり
中世以降になると、型染めは版木から徐々に型紙へと変化し
布面に糊を塗布して染色、加工部分を染め残して
柄を描き出すという、私達に馴染のあるものになっていきます
そして近代になると、化学染料の登場により
天然染料では難しかった安価で多様な色彩表現が
可能な時代へと移り変わっていくのです
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時間軸でこうした染色技法を丹念に見ていくと
時代ごとの染色技術の改良・革新があり、
手仕事の時代から工業化した染色への移り変わりの中で
多様な染色の姿があったことが見えてきます
また、近代の染色を考える上での重要人物の紹介を絡めつつ、
草木染めを染色の歴史の中に位置づけ、
その現在地を把握するような内容となっています
範囲が非常に広域となることもあって
理解しているようで認識しづらい染色の歴史
その魅力をお伝えできたら幸いです
どうぞ振るってご参加下さい
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