腰機ワークショップ

日本の機台腰機の技術復興プロジェクト

日本で使われてきた機台腰機の復活とその技術の再興を図ります。
  今回、東北の民俗資料収集家、Boroで世界的に有名な田中忠三郎氏の数十台の腰機が廃棄される危機に陥りました。自然布研究家、安間氏がこの機を引取、倉庫に預かってくださることとなりました。この機を救い、活かしながら、日本における腰機の復活と、技術の再興を図りたいと思います。
腰機の技術を伝承していく方を育成するために今回腰機ワークショップを開催します。全くの初心者でもやる気があれば大丈夫です。
 使用する機は元青森県文化財。修理して織ることができるようにします。使った方の名前、出所場所もわかります。100年以上前の東北の女性たちが家族の衣料を作るため使い続けた機です。この機に再び生命を吹き込むことはとても素晴らしい体験です。
 希望者には機の譲渡もします。


 
■内容
①レクチャー
 世界の腰機、日本の腰機
 なぜ手織りをするのか?
②腰機の機支度、織と織り
整経、経巻 糸綜絖作り 機支度  機織り
東北の腰機を使えるようにします。
なるべく簡便な方式で織り支度ができるようにします。
※譲渡希望者には腰機をお譲りします(別途料金がかかります)
 

■開催日

 
募集人数 各回 4名 
講師  村井龍彦
使用腰機       東北の腰機4台 
日程 2024年 9月27日〜29日
       10月25日〜27日
       11月22日〜24日
会場:大井川葛布工房  静岡県島田市金谷泉町5-1

受講料金 ¥88,000(税込み)   宿泊費 食事代 別途

 


 タイムテーブル

◆1日目 10:00 集合(大井川葛布工房)
10:00~10:30 オリエンテーション
10:30~12:00 機の説明
13:00~17:00 整経 経て巻き
◆2日め
9:00~11:00   世界の腰織、日本の腰機 レクチャー
10:30~12:00 綜絖作り  4台
13:00~17:00 織実習
◆3日目
9:00~10:00  レクチャー 何故手織をするのか
10:00~15:00 織実習
15:00~16:00 終了式


 

■宿泊について
遠方の方 宿泊施設を紹介しますので ご自分でご予約ください。
朝はご自分で工房までおいでください
帰りは工房から宿泊施設までお送りします

腰機ワークショップ申込方法

1.ホームページの腰機ワークショップ申込みフォームへ書き込みください
  FAX、Email で送っていただいても良いです。
2.申込が内定したら、代金の支払い先を通知します。1週間以内に 所定の銀行口座にワークショップ講習代をお振込みください
3.代金受領をもって正式申込とします。
4.大井川葛布よりワークショップの詳細、宿泊施設の案内をPDFでお送りします
 

LinkIcon 腰機ワークショップワークショップ申込みフォーム

腰機譲渡について

ワークショップ参加者で腰機を今後保存、活用してくださる方に「田中忠三郎コレクション」の腰機を譲渡します。機は無償ですが、機移設保管費用、腰機振興費、レストア費用等で¥99,000お願いします。

  腰機保管費用    ¥20,000
    腰機プロジェクト費用 ¥10,000
    レストア 部品代     ¥60,000

筬 筬枠 前がらみ その他部品

  • 合計¥90,000  消費税  ¥99,000
  •  

   
 
 

納入場所までの輸送費は別途負担ください。なおワークショップ参加者への譲渡予定は35台です。譲渡希望の方はワークショップ参加申込の際にお申し込みください。
 

レストアについて

 古い機ですので修理して使用できるようにしてお渡しします
筬枠、筬、割竹、前絡み(布巻棒)は新品に替えてお渡しします。
 

 

キャンセル規定

90日前のキャンセルは100% 返金します
30日前のキャンセルは80%返金
前日までのキャンセルは50%返金します
当日のキャンセルについては 返金いたしません。
以上のキャンセル規定に賛同できる方のみ お申し込みください。
なお返金の際、返金手数料、クレジット使用の場合はクレジット手数料を差し引かせていただきます
キャンセル規定 2024年1月28日

催行人数

最低催行人数は2名です。満たない場合はワークショップを中止します。その場合、振り込み手数料を差し引いた全額を返金します。

LinkIcon お問い合わせメール 

主催 大井川葛布工房
428-0014  静岡県島田市金谷泉町5-1
電話 0547-45-4151     FAX 0547-74-0115
E-mail   info@kuzufu.net