中村靖子・グアテマラの織物 Zoomレクチャー
2010年から2020年の記録
旅人 中村靖子
全8回 2022年6月から 隔月開催します
◾受講料金 各回 ¥2200
◾7回一括申込の場合 (2回〜8回)
受講料 ¥14,000 &プレレクチャー録画視聴特典
Zoomレクチャー
「中村靖子・グアテマラの織物」
旅人 中村靖子
グアテマラってどこにあるの? どんな民族衣装があるの? どんな風に織っているの?
地球の反対側の遠い国なのにどこか懐かしさを感じる国グアテマラ。
明るい光を受け、カラフルな色に溢れる衣装を見ながら織物のある生活を一緒に楽しみましょう。
8回連続のレクチャーを開催します。
各村の民族衣装の特徴や柄にまつわる物語り、柄を出すための技法についても解説します。
約 16の村の衣装を紹介する予定です。
この機会に是非、グアテマラの民族衣装、織物を近くに感じていただければと思います。
「中村靖子・グアテマラの織物」開催予定
隔月 第2金曜日 19:00〜21:00
Zoom を使用して開催します
第一回目 2022年6月10日 グアテマラの腰機織物の仕組み(基本形)
織りに使うもの
整経 (せいけい)
機がけ(はたがけ)
四方耳(しほうみみ)
幅だしの工夫
平織を織る 織り方のコツなど
手織りされている民族衣装例
ウィーピル(女性用上着)
シンタ (頭飾り)
ファハ (ベルト)
ペラッヘ(ショール)
コルテ (スカート)
スーテ(万能布 風呂敷)
男性用民族衣装
他
第二回目 2022年8月12日 グアテマラの織物の技法 (片面縫い取り織り)
片面縫い取り織りを使っている幾つかの村の紹介
・サンアンドレス セメタバフ村 ・アルモロンガ村
・アグアス カリエンテス村 ・サンファン
コッツァル村
第三回目 2022年10月14日グアテマラの織物の技法 (片面縫い取り織りと巻き巻き技法)
・サンルーカストリマン村 ・ネバフ村
・コロテナンゴ村 ・サクアルパ村
第四回目 2022年12月9日 グアテマラの織物の技法(両面両側縫い取り織り チクチク技法①)
・ナワラ村 ナワラ村の衣装の変遷
第五回目2023年2月10日 グアテマラの織物の技法(両面両側縫い取り織り チクチク技法②)
・チキリチャパ村 ・チャフル村
・シェラ村
・サン ホセ ポアキル村
・サン ファン サカテぺケス村 (両面両側縫い取り織り チクチクモリモリ技法)
第六回目2023年4月14日 グアテマラの織物技法
・サンタ マリア デ へスス村(複合型)
・サンティアゴ アティトラン村 (多綜絖)
第七回目2023年6月9日 刺繍中心の民族衣装 ランダ(布の剥ぎ方)
ベルト 頭飾り 小布 など
第八回目2023年8月11日 手紡ぎの道具
茶綿
綿以外の素材 ウールなど
中村 靖子 講師 紹介
1995年から2003年の約8年間のイタリア滞在中にグラツィエッラ グイドッティ女史に断続的に師事。
8枚綜絖以上を使っての工業デザインのノウハウを学び、ヨーロッパでの生活に根付いたクロスや古くからの織物に関心を持ち収集などもしはじめる。
イタリア滞在中 ナバホ族の母娘(サラさんタナバさん)からナバホ織りの講習を受ける機会があり、民族特有の織物には織る人達の生活や背景があることを知り、衝撃を受ける。
帰国後自宅にて 織物教室 STUDIO TESSILEを主宰
その後もイギリス バルト3国 ヴェトナム ポーランド アメリカ などへ織物を求めて研修旅行と称して旅をする
2010年にはじめて中米グアテマラへ。棒のみで織る織りの技法の習得と収集の為に2020年まで毎年通うことになる。
グアテマラ通いもコロナの影響で強制終了も自宅での時間が出来たので図面や資料の整理など今日に至る
グアテマラ・マヤ織り研究会 ARTEORI(インスタ) で活動中