Zoomレクチャー 「世界の腰機」第8回
講師  工藤いづみ 氏
2022年9月2日(金)分 
9月25日までの録画視聴可能

 

-織り手の視点でみる腰機-

世界の腰機の共通点と違い・自由な発想

 
1994年のインドネシアから始まった腰機を訪ねる旅
実際に織ってみるとたくさんの納得や疑問が出てきます。それが次の旅への原動力になってきました。
訪ねる国が増えるたびに、同じように見える整経・機掛け・織の作業一つ一つの違いに気が付きます。
高機では考えつかない自由な発想の織りもたくさんあります。
国や地域の腰機の織り技法の違いを工程に沿って動画や写真を中心に織り手の視点から気が付いたこと、感じたことをお話しします。


 

Zoomレクチャー 「世界の腰機」第8回
録画視聴価格2,200円 (税込)

第8回レクチャー 9月25日まで録画視聴もできます。



カートが上手く動作しない方、銀行振込を希望の方、そして海外からの受講者の方は、下の申込みフォームからお願いします。


カートが上手く動かなかった方、銀行振込をご希望の方、海外から申し込まれる方は、こちらの申込みフォームからお願いします。


腰機との出会いは25年前のインドネシアのイカット(絣)
 腰機だからできる絣表現を体感したくて腰機を学び始めました。
 それを機に、様々な国で織られている腰機を見て歩き、学んできました。
 今回、大井川葛布の村井親方より世界の腰機を話してみないかとのお話をいただきました。
織手としての視点で見てきたことをテーマ別に分けて8回のレクチャーをおこないます。

 工藤いづみ

■講師略歴

東京造形大学 造形学部デザイン学科/テキスタイルデザイン専攻卒業
卒業後、東京テキスタイル研究所において 「かすり」 「草木染」 「バック・ストラップ・ウィーブ」 「アンデス・ナスカの手仕事」の技法を、ラオスの織工房ペンマイギャラリーにおいて伝統技法(すくい織り・マットミー・ムック・タピストリー)、ブータンにて織(片面縫取り織り・両面縫取り織り・経浮き織)を学ぶ。
近年は腰機の織りを訪ねて中南米へ足を伸ばしている。
手織工房SOX主宰

腰機レクチャー・ 世界の腰機

予定表

プレ講座
2021 年3月19日(金) 終了
2021年3月19日 19:00 世界の腰機を訪ねて

1995年〜2020年
第1回
2021 年 7 月 02 日(金)
腰機 -高機や日本の腰機との違いと特徴とは- 腰機の織り -平織りから模様織り-
シンプルな機から織り出される様々な模様織について 片面縫取り織・両面縫取り織・経浮き織他
第2回
2021 年 9 月 03 日(金) 終了
腰機で織られる⺠族衣装 -織布の用途と腰機の特徴- ブータンのキラ・グアテマラのウィピール・アジアの巻スカート
第3回
2021 年 11 月 19 日(金) 
インドネシアを訪ねて 1994.1995年 小スンダ列島(ヌサ・テンガラ)の絣を訪ねて

輪状整経と絣くくりの関係、そして絣合わせと織
第4回
2022 年 1 月 07 日(金) 終了
ブータンを訪ねて 1996.2012年 布を埋め尽くす精密な模様織
片面縫取り織と両面縫取り織・経浮き織 三角形の経糸の機
第5回
2022 年 3 月 04 日(金) 
ラオスを訪ねて 2003.2015. 2020年 南ラオスの⺠族の織
足で支える腰機と経浮の縞模様とビーズで織り出す模様

 
第6回
2022 年 5 月 06 日(金) -予定-
グアテマラを訪ねて 2017.2019年
 
グアテマラを訪ねて 2017.2019年 片面縫取織と四方耳
色彩豊かな様々な織り模様
第7回
2022 年 7 月 01 日(金)
ペルーを訪ねて 2018年 アンデスの末裔たちの腰機
獣毛素材の腰機の織り 手が織り出す緻密な模様
第8回
2022 年 9 月 02 日(金) -予定-
織り手の視点で腰機を考える アジアと中南米の腰機の共通点と違い 経糸のフリーテンション シンプルから生まれる自由な発想
   
   

 

主催 大井川葛布工房
428-0014  静岡県島田市金谷泉町5-1
電話 0547-45-4151     FAX 0547-74-0115
E-mail kuzuinfo@kuzufu.com